Answer (回答)
はい、可能です。一般的によく使われる A5052材 の加工の場合ですと、柔らかく切削性能が悪いため、シャフトの曲がりが生じやすくなり、同軸度の確保が難しくなります。このため、アルミ材の中でも比較的硬度が高く、切削性能の優れているA2017材をお勧めします。切削抵抗が低く、曲がりを最小限に抑えらるので、加工工数が大幅に削減できます。また材料費もそれほど変わりなく入手性も良いので、こちらを選択することをお勧めします。
アルミのシャフトが使われる用途としては、回転トルクを必要とせず、前後の動きをスムーズに行えるよう軽量化した、工作機械などに使われるピストンシャフトなどに使われます。こうした材質変更のご提案も実施していますので、一度「産業用 長尺シャフト・大径シャフト.com」までお問い合わせ下さい。